EAの概要
弊社がお届けするEAの第1弾です。AIを利用して選択したテクニカル指標を3つ組み合わせています。一般に反応の早いオシレータ系テクニカル指標はFX取引にも非常に有用ですが、だましが多くなってしまいます。そこで、本EAは取引の判断にオシレーター系テクニカル指標2つにトレンド系テクニカル指標を加えています。これらを効果的に組み合わせることで、だましに強く、スプレッドの変動に堅牢な安定運用に向いたEAとなっています。
基本仕様
【基本機能】
- MT4用
- ロット数と初期資金、レバレッジを設定するだけで手軽に取引が可能
【通貨ペア、時間足】
- USD/JPY
- 1分足専用
【エントリー時間】
- ローカル時間(日本時間)の土曜日0時に強制決済
【推奨初期証拠金と運用ロット数】
- バルサラの破産確率理論に基づき、長期運用での破産確率を抑えるために以下の設定を強く推奨。
- 初期証拠金:100万円
- 運用ロット数:0.1(1万通貨)=運用資金5万円 (証拠金の5%)
- レバレッジ:20
【想定スプレッド】
- 10(1.0銭)
【その他】
- ナンピンやマーチンゲールはなし
MT4によるバックテスト結果
EA名 | テスト期間 | 取引回数 | 純益 | 勝率 | プロフィットファクター |
EA-Alpha | 2013.01.01-2020.07.31 | 746回 (1日当たり0.4回) |
43.61% | 48.93% | 1.22 |
平均勝ちトレード | 平均負けトレード | リスクリワード | 相対ドローダウン | 絶対ドローダウン |
65.31pips | 51.13pips | 1.27 | 9.39% | 7.81% |
EAのロジックとストラテジー
ロジックはオシレータ系のテクニカル指標とトレンド系のテクニカル指標を1つずつ使用しています。エントリーの条件と決済の条件は別々に最適化を行って決めています。ストラテジーは以下の表2の通りです。
通貨ペア | 取引スタイル | 最大ポジション数 | 最大ロット数 | 時間足 |
USD/JPY | スイング | 1 | 100 | 1M |
ストップロス | テイクプロフィット | 両建て | その他 | |
75pips | なし | なし |
疑似フォワードテスト
本EAが最適化とバックテストを行っている期間は2020年の7月31日までとなっております。EAによってはバックテストを行った期間に最適化しすぎて、バックテスト期間外では十分な成績を上げられない場合があります。そこで、バックテスト期間外となる2020年8月1日以降のヒストリカルデータを用いて、本EAの疑似的なフォワードテストを行った結果が図2となります。
疑似フォワードテストの結果(図2、表2、太字)をバックテストの結果(図1、表1)と比較したものが下表となります。まだ期間は短いですが、本EAはバックテスト期間外でも想定通りの性能を発揮していると言えます。
テスト名 | テスト期間 | 取引回数 | 純益 | 勝率 | プロフィットファクター |
バックテスト | 7年7か月 (2013.01.01-2020.07.31) |
746回 (1日当たり0.4回) |
43.61% (1年当たり5.75%) |
48.93% | 1.22 |
疑似フォワードテスト | 3か月(2020.08.01-2020.10.31) | 19回 (1日当たり0.3回) |
1.75%(1年当たり7.00%) | 52.63% | 1.55 |
平均勝ちトレード | 平均負けトレード | リスクリワード | 相対ドローダウン | 絶対ドローダウン |
65.31pips | 51.13pips | 1.27 | 9.39% | 7.81% |
49.18pips | 35.15pips | 1.40 | 2.22% | 2.22% |
アピールポイント
- テクニカル指標の組み合わせ最適化
- テクニカル指標パラメータの最適化
- エントリー時間足と決済時間足の最適化
- ストップロスや保有時間など取引の基本パラメータの最適化
- 高いスプレッド耐性による長期安定運用
- 低い破産確率
EAの最適化
本EAに使用しているテクニカル指標の組み合わせと使用されるパラメータ、エントリーと決済に使用する時間足、ストップロスなどEAにするパラメータの最適はAIを使用して行っています。
高いリスクリワードレシオ
スクリワードレシオの定義はリスクリワードレシオ=(平均勝ちトレード)/(平均負けトレード)です。この値が1より大きいことは、勝ち幅が負け幅を上回ることを意味しています。このEAはリスクリワードレシオの高さが示すように大きく勝って、小さく負けるEAで長期の安定運用に向いています。コツコツ勝ってドカンと負けるEAは極端に高い勝率となっていますが、そのようなEAはこのリスクリワードレシオがマイナスとなっています。
また、スプレッドに多少の変動があっても広い勝ち幅で吸収できるため、スプレッドの変動に対して非常に堅牢で、この点でも長期のトレードに向いた設定となっています。次の図3~6をご覧ください。スプレッドを2、5、10、15としたときの収益グラフを見たものです。スプレッドを15にしても収益率は落ちますが、大きくは落ちずプラスと右肩上がりの収益グラフのままであることが分かります。
低い破産確率
金融工学の知見から長期安定運用を実現し、破産を回避するためにはバルサラの破産確率理論を用いて資金の投入割合を計算しています。これにより保有資産に対する運用資産を最適にすることで破産する確率を抑えます。
本EAは以下の条件で運用した場合には、破産確率が3.10%であり、破産の確率が低いことが分かります。
- 初期証拠金:100万円
- テスト期間7年7か月(2013年~2020年7月)
- 運用ロット数:0.1(1万通貨)、1回当たりの投資金額約5万円
- レバレッジ:20
- リスクリワードレシオ(=勝ち取引の平均pips/負け取引の平均pips):1.27
- 破産確率3.10%
*投資が出来なくなる状態を破産と定義しています。簡単に言えば、20回連続で負けてしまう確率が3.10%と低くなっています。
使用上の注意
- 週末持ち越すことはなく、土曜日0時に強制決済が行われます。
- 当EAはドル円専用で、他の通貨での使用は想定していません。
- 月曜日の開場前から継続してEAが動作させていない場合、エントリータイミングのずれが生じて、ページ上に掲載されているフォワードテストやバックテスト内の取引と取引時間や内容、結果が異なる場合があります。ご了承ください。
- 使用する証券会社様によりレートが若干異なることが原因で、取引時間や内容、結果がずれることがありますが、ご了承ください。
- FX取引には元本割れを含む高いリスクを伴います。この点に留意しつつ使用してください。
- スプレッド耐性が比較的高いEAですが、なるべくスプレッドの狭い証券会社様をご利用ください。
- デモ口座でEAの動きを確認した後に本口座で運用することをお勧めします。
- 本口座での運用時は、保有資金の5%程度で使用することを、破産確率の面からお勧めします。
- エントリー後のポジションは手動で決済出来ますが、EA本来のパフォーマンスは出せません。
利用規約
- 本EAはFX取引における利益の増大や損失の減少を保証するものではありません。
- 本HPに掲載されているバックテスト・フォワードテスト結果は、将来における確実な利益を保証するものではありません。
- EA本体の瑕疵などを含め、すべての原因に起因する利用者の損失に対し、EA開発者は一切の保証を致しません。
- 上記をご了承のうえで、ご自身の判断にてお取引いただけますようお願いいたします。